2024.07.04

セラミックの種類や費用の違いについて

コラム写真

セラミック治療の種類は①オールセラミック②ジルコニアセラミック③e-max④メタルボンドセラミック⑤ハイブリッドセラミックなどの種類があり、それぞれのセラミックと混ぜ物により名前が違ってきます。

混ぜ物により色や強さや透明度もそれぞれに変わってきます。
①~④はセラミックですが、⑤ハイブリッドセラミックはプラスチックです。

セラミック治療の種類

セラミック治療はセラミックに混ぜる材料により分類されます。

ハイブリッドセラミックだけはプラスチックに混ぜ物をするプラスチック治療なので、厳密にはハイブリッドセラミックはプラスチック治療であり、セラミック治療には分類されません。

あくまでもセラミック治療はセラミックの硬さを利用した治療であり、基本的に歯よりも硬く、混ぜ物の特性を生かした治療です。

オールセラミック(セラミック治療)

セラミック治療にスタンダードなセラミックはなく、時代とともに変化しています。
セラミックに混ぜ物を加えることで、どんどん進化しているため、削り出すセラミック材料はメーカーによって色や硬さ、透明度などが異なります。

各技工所によって扱うジルコニア(メーカー)が異なるため、取引先の技工所によって違いが生じます。
そのため、歯科医院ごとに扱う物が異なるので、セラミック治療と言っても微妙に違うのです。

ハイブリッドセラミック(プラスチック治療)

プラスチック治療なので費用が安いです。
歯科用プラスチックであるレジンとセラミックを組み合わせた素材なので柔らかく、保険適用のプラスチック治療とさほど変わらないのが現状です。

ジルコニアセラミック(セラミック治療)

ジルコニアセラミックは耐久性が高く割れにくいです。
人工ダイヤモンドと呼ばれるくらい硬くて壊れにくいのがメリットであり、歯ぎしりが強い方などに向いています。

メタルボンド(金属材料に陶材を貼り付けて作る)

昔からある治療で、審美性と耐久性のバランスが良いですが、金属アレルギーのリスクがあります。
そのため、現在ではあまり使われなくなった治療法です。しかし、昔は美容歯科などでこれがメインに使われていました。

現在ではセラミック治療が主流となっており、e-max治療などがこれに取って代わっています。

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セラミックの費用について

セラミック治療の種類によって費用は異なります。これは、インレーやアンレー、フルカバーなどによって違ってきます。
もちろん、セラミック材料や作り方によっても値段は異なります。

セラミック治療の中にプラスチック治療も混在しているため、とてもわかりにくい状態が生じています。これがしばらく続くかもしれません。

セラミック治療自体がまだ発展途上で、材料の開発が進み、もっと良いものが開発されるかもしれないので、仕方がないことかもしれません。

セラミック治療について詳しく知りたい方は森都心歯科クリニックにご相談ください!

セラミック治療や材料などにより違いがあります。
前歯部はより自然で美しく、臼歯部はより歯に近くて壊れにくい自然な噛みごこちを提供するなど、各々に合った選択と治療を日々目指して頑張っていますので、お悩みの方や興味がある方は一度ご相談ください。

森都心歯科クリニックでは、できる限り患者さんに合った治療、また要望にお応えできるようにセラミック治療を行っていますので、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を監修した歯科医師

堀尾 愼一郎 森都心歯科クリニック 院長