予約のお電話はこちらから 096-356-8118
TEL LINE 予約
LINE 予約・予約変更

歯周病

About

歯周病について

歯周病とは、歯周組織が歯垢(プラーク)に含まれている歯周病菌(細菌)に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまうなど、日本人が歯を失うもっとも大きな原因のひとつとなっています。

歯周病の初期段階では自覚症状がほとんどないので気付いていない方が多いですが、実際には日本人の成人の約8割の方が歯周病にかかっているといわれています。

歯周病と似た言葉で「歯槽膿漏(しそうのうろう)」という言葉もありますが、歯槽膿漏は“歯周組織から膿(うみ)が出る症状”のことなので、厳密にいえば歯槽膿漏は歯周病の一症状のことです。
最近では歯槽膿漏という言葉はあまり使われなくなり、歯周病という言葉を使う事が多くなっています。

歯周病

歯周ポケットと歯周病

歯ブラシや歯磨き粉のテレビCM等で「歯周ポケット」という言葉を聞いたことはありませんか?歯周ポケットとは、歯と歯茎の境目の溝のことです。歯は、歯茎とぴったりつながっているように見えますが、実際は歯と歯茎の間は隙間があります。
その隙間が2mm以下なら良いのですが、深い溝になっていくと、口の中に汚れが溜まりやすくなり、歯周病が進行していきます。
深さは健康な歯茎で1〜2mm、中程度の歯周炎があると3〜5mm、歯周病が進行した場合は6mm以上になることがあります。

Check

どんなことをするの?

歯医者で鏡を見るイメージ 歯医者で鏡を見るイメージ
  • 歯茎(歯肉)から出血したり、膿(うみ)が出る
  • 口臭が気になる
  • 口の中がネバつく
  • 歯茎(歯肉)が腫れたりブヨブヨする
  • 食べ物が歯と歯の間によくはさまる
  • 歯がグラグラする
  • 糖尿病にかかっている
Prevent

歯周病を予防する方法

歯ブラシのイメージ

歯周病予防にはプラークコントロールが重要です。

プラークコントロールとは、口の中のプラーク(歯垢)を減らすことです。プラークは食べカスではなく細菌の塊で、むし歯や歯周病の主な原因となります。プラークコントロールをしっかりと行ってプラークを減らせば、歯周病の予防・改善ができます。

プラークコントロールの基本は、正しい歯磨き(ブラッシング)です。
歯磨きによって歯や歯茎に付着した細菌・プラーク(歯垢)を取り除くことができます。歯周病を予防するためにも正しい歯磨きの仕方をマスターしましょう!
そして難しい所はデンタルフロスやワンタフト(清掃補助用具歯ブラシ)を用いて歯ブラシしましょう。ブラシを3種類ぐらいは使用して歯ブラシする習慣を身につけましょう。

  • ヒアリング中の医師と患者のイメージ
    Step01

    正しい歯みがき

    柄はまっすぐで、小さめのヘッドが使いやすいでしょう。毛先はテーパード加工がおすすめです。取り替え時期は1ヶ月に1回をめやすに、毛先が広がっていなくても毛の弾力が弱くなっていくので交換しましょう。
    歯と歯茎の境目に45度の角度で毛先をあて、小刻みに動かします。目的の箇所に当たっているか鏡などで確認しながら1本1本磨きましょう。前後に大きく動かしても、毛先が歯と歯の間に当たらずプラークコントロールのための歯磨きができません。

  • 治療中の医師と患者のイメージ
    Step02

    よく噛んで食べる

    よく嚙むということは、とても大切で、嚙めば嚙むほど唾液が分泌され細菌を洗い流してくれます。
    近年、柔らかい物を好んで食べる傾向にあるため、歯周病・むし歯になる人が多いといわれてます。
    よく嚙むことにより歯周組織を鍛えることができ、間接的にも歯周病予防につながります。

  • 歯の白さを確認する医師と患者のイメージ
    Step03

    生活習慣の改善

    歯周病は生活習慣病とも深い関係があり、正しい歯磨きや歯科医院で治療を行っても生活習慣を改善しない限り歯周病を予防することは難しいです。
    例え歯周病が治った場合でも再発しやすいので、 生活習慣の定期的な見直しが非常に重要なのです。

    食生活の改善

    ビタミン・カルシウム・たんぱく質・炭水化物など、栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。

    十分な睡眠をとる

    人は睡眠不足になると病気に対する抵抗力が落ちてしまいます。毎日十分な睡眠をとりましょう。

    ストレスを溜めすぎない

    ストレスも抵抗力を下げ、歯周病菌に侵されやすくなります。できるだけストレスを溜めない工夫をしましょう。

    禁煙を心がける

    たばこを吸っている人は、吸っていない人に比べ、2〜7倍も歯周病になるリスクが高くなります。
    吸う本数を減らしたり禁煙を心がけましょう。

    適度な運動

    適度な運動をすることで歯周病と深い関係のある糖尿病の予防につながり、また病気に対する抵抗力を高めることもできます。

コンテンツ下写真
Features

当院における歯周病治療の特長

  • 説明をする歯科医師のイメージ

    患者様のご負担を考え、効率よく治療できるスケジュールをご提案します

    少しでも早く良くなる為色々な清掃器具の指導を行いその使い方で磨けていないところのチェックなどを行います、出来ないうちは早く来てもらい出来るようになったら時間を少しずつ空けていき負担を軽減していきますので、安心して受けていただけます。

  • 治療をする歯科医師のイメージ

    無理のない生活習慣の改善方法を一緒に考えます

    歯周病を治すには時間がかかります、まず生活習慣を変えていただくところからなので、なかなか難しい治療になります。
    患者さんのペースに合わせてより良い改善方を一緒に考えます。 そして少しでも早く歯周病を治していきます。

Q&A

よくあるご質問

歯周病は他の人に移りますか?

歯周病は感染症ですので、他人に感染する可能性があります。 ただ歯周病細菌の感染力はそれほど強くなく、抵抗力があれば歯周病菌に感染することはありません。

歯周病治療に健康保険は使えますか?

基本的な治療は健康保険の適用範囲内です。 ただ、一部の先進医療や手術などは基本的に健康保険適用外となります。

歯石はどれくらいおきに歯科医院にとりに行ったらいいのでしょうか?

正しい歯磨き(ブラッシング)を行っていれば、歯石は付きません。 歯石の付きやすさも個人差がありますが、通常は1年に3〜4回(3~4か月に1度程度)がよいと言われています。

HOME > 歯周病